秋学期に、環境論の講義を受けています🌱
興味のあることを勉強出来てることの嬉しさといったら!
一眼ってことだけがネックなんだけどね。
講義を受ける前は、原子力や火力の発電の仕組みを理解していませんでした。日常的に使う言葉の仕組みがわかっていないのは、情けないことだと感じる。。。
学べただけ、よしとしよう。新聞等を読んで全方向の知識を身に着けるべし!
テーマ1 原子力発電をどう考えるか
東日本大震災以降、環境意識が高まったこともあり大きな議論になっていますよね。循環型社会に興味を抱いているので基本的には、自然環境を害するものには批判的な見方をしています。しかし、多面的に物事をみることが大切ですね、何項目かから考えてみます。
見つめる項目
・電力供給の安定性
・人的被害の安全性
・廃棄物の影響
・発電のコスト
の5項目です。
CO2排出量は他再生可能エネルギーと同程度です。 その点ではクリーンなエネルギーと言えるでしょう。→○
・電力供給の安定性
原子力発電は、火力発電や他再エネと比較しても圧倒的な安定性があります。原子力発電はウラン燃料の核分解によって蒸気を発生させ、タービンを回します。一日中、何時で合っても稼動することが容易なのです。→○
・人的被害の安全性
2011年の東日本大震災で明らかになったように、政府が安全性をどれだけ保証していても放射性物質の汚染が確認されました。被曝による健康被害は勉強不足でどれほど明らかになっているのか、イマイチわかっていません。これは所感ですが、「大したことはない」「わからないものは怖い」両方の意見があると考えています。私は今後、また災害、それ以外でもテロや戦争で原子力発電所が狙われる可能性はあると思います。この時に絶対に安全だと言える確証はありません。後者と同じく健康被害のリスクを負いたくありません。→×
・廃棄物の影響
これも、震災の際に放射性廃棄物を受け入れる最終処分場の押しつけ合いがあったことで、印象深いです。人的被害の安全性と同じくですかね。また、処分方法がわからない物を地中に埋めることは自然破壊であり、ひどい人為的行為に感じます。→×
・発電のコスト
他発電方法と比較して、原子力発電は安価です。同程度なのが水力発電、ついで石炭火力です。しかし、このデータに最終処分場にかかる費用や有事の汚染除去費用は含まれません。再エネが高額の費用であることが認識されていますが、それは日本で再エネが導入段階であるからと考えています。現にドイツでかかる再エネ費用は年々低下しています。→×
以上5点から原子力発電については反対の考え方です。今回書きませんでしたが、火力発電で同じことを考えると賛成になります。日本のような大国では、欧州の大規模な再エネへの転換は不可能であるため、転換期が必要です。
こうすると、パリ協定の目標(平均的気温上昇を産業革命の時代と比較し、1.5度未満に)を達成することがどれだけ難しいことかが理解できます。地球温暖化を止めるには、温室効果ガス排出量を実質ゼロにまで減らす必要があるそうなので。
今回はこのくらいで!雑多に埋もれずエネルギーについても考え、選択していきたいです。
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追記 20200510
コロナで自粛期間という今です・・・
経済が止まり、アメリカでもリーマンショックの何倍?何十倍?の雇用が無くなっています。
SNSで見た情報によると、この状況が2030年まで続けパリ協定の目標が達成できるんだとか。私が大好きな鴨川も人為的行為がないことで綺麗になってる!と話題になっています。(両方真偽は不明)
でも、人が動かないと自然が生き生きするのは想像できますね。どのような生活様式を行えば、パリ協定で定めた目標を達成することができるのかは自分なりに研究してみたいテーマです。
(単語メモ)
ZEH (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
<国の目標>
2020年:ハウスメーカー等の新 築の50%がZEH
2030年: 新築住宅平均がZEH
固定価格買取制度
再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、再生可能エネルギー源を用いて発電された電気を、国が定める固定価格で一定の期間 電気事業者に調達を義務づけるもの。
地域新電力